「【”あれは何だ!鳥だ!飛行機だ!スーパーマンだ!”記念すべきスーパーマン実写化第一作。何と言っても、スーパーマンと言えば、クリストファー・リーヴと言われるほどになった嵌り方が素晴しいのである。】」スーパーマン(1978) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”あれは何だ!鳥だ!飛行機だ!スーパーマンだ!”記念すべきスーパーマン実写化第一作。何と言っても、スーパーマンと言えば、クリストファー・リーヴと言われるほどになった嵌り方が素晴しいのである。】
ー 今作のジョン・ウィリアムズによるメインテーマが、スンゴク「スター・ウォーズ」に似ていると思ったのは、私だけであろうか。
だーが、今作も娯楽大作だから良いのである。-
■文化度が高く隆盛を誇っていたクリプトン星は、或る出来事により爆発し崩壊してしまう。
だが、それを見越していた天才科学者生ジョー=エル(ナント!マーロン・ブランド)は赤子の息子カル=エルをクリプトン星から星型宇宙船に乗せ、途中で学習をさせながら地球へと向かわせる。
アメリカの田舎で、子供のいないジョナサン・ケントとマーサの夫婦に拾われた彼はクラーク(と名付けられてスクスクと成長とする。
そして、”デイリープラネット”の新米新聞記者となった彼は、先輩記者のロイス・レイン
(マーゴット・キダー)に惹かれつつ、超人的パワーを駆使して正義の味方スーパーマンとして町の人達を助けて活躍する。
だが、その前に悪漢ルーサー(ジーン・ハクマン)がジャジャーンと現れるのであーる。
◆感想
・非常に分かり易いストーリー展開と、ややコミカルな明るい感じが良いね。ジョー=エルを演じたどでかい顔のマーロン・ブランドが、棒読み台詞で息子カル=エルに色々と語り帰るシーンも、”どうせ、又、台詞を覚えて来なかったんだろ!”と楽しく突っ込みつつ、観賞。
・今作の成功はヤッパリ、クラーク・ケントを演じたスーパーマンと言えば誰でも顔が浮かぶ、新人クリストファー・リーヴの抜擢であろう。
良く、これだけスーパーマンの体格とイケメンさを兼ね備えた新人俳優を見つけたモノである。キャスティングした人、アンタは偉い!!
・クラーク・ケントが、茶目っ気タップリに先輩記者のロイス・レインといちゃついた後、二人で空を飛ぶシーンなんか、名シーンだよなあ。娯楽大作って感じである。1978年公開だから、特撮っぽいのも何だかよいね。
・”あれは何だ!鳥だ!飛行機だ!スーパーマンだ!”は、映画だから無いのだが、回転扉で変身するところは良いね。
・ロイス・レインが、悪漢ルーサーにより事故死した時も、スーパーマンは”ええっ、そんなことまで出来るんですかい!”みたいな方法で、対応したりね。(ここで、このシーンに突っ込みを入れるのは、野暮というモノである。)
<イヤー、ヤッパリスーパーヒーローものは、無敵の強さって所が良いよね。娯楽大作って感じだなあ、小難しくなくって良いなあ、と思った作品である。何と言っても、スーパーマンと言えば、クリストファー・リーヴと言われるほどになった嵌り方が素晴しいのである。>
「スーパーマン」(2025)に共感どうもです。
NOBUさんも「マン・オブ・スティール」からなんですね。クリストファー・リーヴは、まだ生まれる前か。レビューに書いたようにモノクロのTVシリーズから観ている私はシーラカンスか。