スウィッチ 素敵な彼女?のレビュー・感想・評価
全5件を表示
どっちもちがって、どっちもいい
女性を侮っているプレイボーイが女性に生まれ変わってしまったコメディ作品。
女優さんがプレイボーイを演じる画面的なチグハグさが面白く、近年では新垣結衣さんと舘ひろしさんのドラマが思い出されるコミカルさ。
天国で出された試練が「女性から愛されること」。
主人公は女性。
無理難題かのように思われる試練と、生前の己のやってきた非道な行いのツケ。
この展開からのまさかの感動までできる。
主人公の最後のセリフが真理だと私は思いたい。
え!?こんなに前からTSがあったの!?
女性軽視なプレイボーイが女になった途端、男と渡りあえるキャリアウーマンになるのが皮肉というかなんというか。
当時のジェンダーをうまく取り上げてるんじゃないかと思う。
女らしさ・男らしさと表現される行動が、実は性別関係ないよと言われてるような印象を受けた。
しかし、TS好きには堪らない設定・展開だけど子どものうちに見たら何かに目覚めちゃうんじゃないか(褒めてる)
ちゃんと目覚めてから見れて良かった。
カフカ?
カフカの「変身」じゃないが目が覚めたら女性に変っていたいたらどうしましょう、新海監督の「君の名は」もそんなプロットで笑わせてくれましたね、この映画の魅力はプレイボーイが天罰で女性にされるという奇抜なプロットだろう。ブレーク・エドワースのオリジナルかと思ったら1959~60年にブロードウェイで上演された「グッバイ・チャーリー」(脚本:ジョージ・アクセルロッド、主演ローレン・バコール)が元ネタだった。フォックスのダリル・ザナックからブレーク・エドワースに映画化の話が持ち込まれたが彼は断り、1964年にヴィンセント・ミネリが監督、デビー・レイノルズとトニー・カーティス主演で一度映画化されている。
エドワース監督が何故リメイクする気になったかは定かでないが、ザナックが死んでいるのでしこりが取れたのかもしれない。やはりこの種のコメディを作らせたら天下一品、役者を縛らず自由な演技を引き出す作風とエレン・バーキンのコメディアンヌぶりが相まって不思議な味わいの風刺劇に仕上がった。ハイヒールはほんとに辛そうだった、女性ってすごい。
古くからの相棒ヘンリー・マンシーニが音楽でバーキンの粗暴さを若干和らげてくれています、まさに大人のコメディでしょう。
タイトルなし
昔の作品って、こう云うタイプのがけっこう有ったように思う。
性格の悪い主人公が…的なやつね(笑)
主人公は、クソみたいな奴なので 周りからはよく思われていない。
主人公がエレン・バーキンに変わってからも 取り立てて態度が凄く変わった感じはしないけど、自分を愛する人を見付けなければいけないと言うミッションがある!
嫌われ者の彼を本当に愛してくれる人は現れるのか?!
エレン・バーキンの「野郎」っぽい雰囲気が また彼女に合ってて良かったかな。
全5件を表示