「フレッド・アステア」ジンジャーとフレッド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
フレッド・アステア
18個の乳を持つ牛やら、小人ダンサー、おっぱいダンサーまで、変わった出し物が多いし、素人ばかりの番組。それでも金が欲しいピッポ(マストロヤンニ)はかつての公私ともにパートナーだったアメリアを呼んだ。
そっくりさんやら奇人変人大集合といった雰囲気。そんな中で年老いたかつてのパートナーは過去を偲ぶ。
面白い人たちが出演し、いざ彼らの出番となった途端に停電・・・お互いの心を告白し、逃げ出そうとする心細さをも見事に表現。踊り終わったときには本当にダンスペアを組んでいたんじゃないかと思うほど息がピタリと合っていた。汽笛がなるとステップを踏み出す・・・最後はちょっと切なくなる。
【2008年ケーブルテレビにて】
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