シルバラードのレビュー・感想・評価
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生活において善悪の距離が近く、人間本来の姿だと感じた🐴
子供の頃に日曜洋画劇場で観た時は、まあ子供なので普通だと思った気がしますが、今観ると善悪の距離が近いと言うか、概念が曖昧で、人間本来の形に近いのか怖いと感じました。具体的に何が描写がある訳ではなく、頃がウエスタンだと言われれば、そうなのでしょうが。現代日本も最早これに近い様に感じます。現実で参っている方が気晴らしで観るには、あまり向いていない様な気がします。
撃ち合いをリアルにやったら、面白くもなんとも無い。
話が複雑すぎる。いくつものサイドストーリーがあるから、最後の30分だけ見れば、良いと思った。2時間13分の映画じゃない。
派手な撃ち合いのシーンを見ていると、日本のチャンバラの殺陣の方が迫力あると感じる。撃ち合いは、ただ撃つふりをして、馬から落ちるとか、屋根から落ちるシーンを撮れば良いわけでから!アクションのからくりは単純だ。
それでも、マカロニ・ウェスタンが面白いのは、常識を超えた戦いを演出するからだと思う。マカロニ・ウェスタンのルーツに黒澤明監督の『用心棒』が上げられるが、納得する。撃ち合いをリアルにやったら、面白くもなんとも無い。
また、スター・ウォーズのライトセーバーで殺陣を演じるが、単調で迫力が全くない。殺陣は世界に誇れる日本文化だと思う。
昔ながらの西部劇
80年代でもこういうオーソドックスな西部劇あるんだね。いつまで経っても時代劇が好きな日本人と変わらない。
しっかりした役者が演じれば、できの良い作品に仕上がる。若き日のケビン・コスナーは格好いいね。皆さん、乗馬もしっかりやっている。若きリンダ・ハントも良い役どころ。
趣向があるとすると、有色人種のガンマンぐらいかな。彼のお父さんを除くと死人なく、ケガで済んで良かった。主要出演者が哀れに亡くなってしまうパターンが多いけれど、この作品にはそれはなく、とても幸せに終われるのが良い。
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