劇場公開日 1985年7月26日

「観終わってひどい脱力感になってしまった」シルクウッド はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0観終わってひどい脱力感になってしまった

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

学がない自分が難しい話を背伸びして観ました。原発も似た事例があるのでしょうが、大地震があったにも関わらず、何か闇のまま月日が流れていく今現在で共通していると思いました。
 主人公は子供3人、レズ、彼氏と「え、そんなに色々あるの?」て自由奔放に思え、映画そのものは静かに進むのだけど、随分と好き勝手に遊んでるのね、という印象があったかな(タバコの多さも含めて) だから、いざ自分が放射能感知になって組合の活動に参加しても「気の毒」という面がピンと来ない。私の浅い考えではそんな印象でした。だけどメリル・ストリープは好きな女優さんでして、軽い映画とか少なく、上手く言えませんが「これぞ、女優」という雰囲気があって外見も含め好きなので、我慢してこの映画は観ました。実話の重みもあるしね。
 映画を観る限りでは、こりゃもう陰謀隠しの他殺で間違いないでしょ。あ~ぁ今も昔も変わらないんだな...脱力感。
 メリットや富がそんなに魅力的なのかい...素直に反省すりゃいいじゃん。戦後じゃないんだから今の時代食べるに困ることはないでしょ。一種の麻薬だよね、ごまかす上の人って。。。総合的に得策を選んでるのでしょうが、その場しのぎに思え平和を考えてのことか疑問だよ。何だか愚痴ってしまいました。お前に何がわかる?て言われそうだけど関係ない人のせいにしちゃ悪いことだよ。
 凄い絶望感にもなってしまったけど、観る価値はあると思います。

 話は全然違うけど、同じ真相追求型の実話として「ヴェロニカ・ゲリン」を思い出しました。

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はむちん2