劇場公開日 2025年8月1日

ジョニーは戦場へ行ったのレビュー・感想・評価

全48件中、41~48件目を表示

3.5救われない結末、、、

2016年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

両手両足もなくして
目も耳も口も顎も額の下からえぐれているらしい
こんな負傷兵の気持ちを想像できる人はいるのだろうか

下調べせずに見たので 最初「なになに?」と思ったけど
思考回路はしっかりしているジョニーの回想だったり夢だったり

実在の物語を小説にしたものが原作
監督は今話題の「トランポ ハリウッドに最も嫌われた男」の彼だ・・・

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mamagamasako

3.0トラウマ映画館聴いての鑑賞。

2016年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

毎回だけど町山さんの説明の方が怖いのはなぜなんでしょうか。
ジョニーの頭の中の世界はわりとコミカルに表現されていて怖さを強調するというより戦争に対して皮肉な印象が残った。

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スベスベマンジュウガニ

4.0●反戦と反骨と

2016年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

とんでもない映画だ。ぶっ飛んでる。
ずっと観たいと思ってたけど、こんな内容だったとは。
だが間違いなく傑作。覚悟してみるべし。

手も足もない。目も耳も口もない。
ただの肉の塊となった主人公。
最初は何かの実験だと思った。
それが。

蛇足だが、回想シーンの親父のセリフも印象的だ。
「俺のまわりは小さくて安物ばかり。この竿がなきゃ人生は惨めだ」
「金とは縁がなかった。人生、労働ばかりだと楽しめない。だがこれでいい」
何もないけど、それなりの人生。
戦争はそれを一変してしまう。

本作は、実在の将校をヒントに作られている。

原作「ジョニーは銃をとった」の発表が1939年。
反政府文学として、第二次世界大戦、朝鮮戦争のたびに絶版、復刻を繰り返した。
映画の発表が1971年。時はベトナム戦争勃発期。

実に65歳で初監督。死の5年前。
ダルトン・トランボその人は、赤狩りによるハリウッド10のひとり。
長らくハリウッドを追放されるも、偽名で「ローマの休日」の脚本を書いている。

時系列で考えると、もちろん反戦映画なのだが、
彼の人生の不遇期と主人公の叫びがリンクしてしまうのは考えすぎだろうか。

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うり坊033

3.0凄い映画を見てしまった

2016年3月5日
iPhoneアプリから投稿

すごくリアルで、こんな果てのない苦しみはあるのかと胸が痛くなった

反戦を訴えてるのだろうが、その問題だけに尽きない作品

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JYARI

3.5観客の視点

2016年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

彼の恐怖は観客には同調しにくい。手足も目も口もない絶望や痛みは想像も出来ない。
彼の視点イコールカメラの視点ではないことから、作り手もそれを狙っているように思える。
戦争の残酷さが表れるのは、民間人を置いといて、現場の兵士たちである。戦争を経験をしていないエリートたちの決断を批判しつつも、戦争を経験していない観客が本当の残酷さも知らず戦争を語ることの何か欠けている感じを表しているように感じた。

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あきら

4.0この映画を見るときは予備知識を入れないで観て

2015年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

何も調べないで観てほしい。
私はそうした。
ここを見ているということは予備知識が少なからず入っていると思うが、それは悲しいですね。

出来れば学生の頃、強制的に学校の体育館で見せられる位がベストではないか?
引き込まれ、なぜ、どういうこと?どうして?そして無理やりでも納得するしかない最後のシーン。

平和ボケしたすべての日本人に観てもらいたい。

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サブ

4.0反戦映画を超えた反戦映画

2014年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

戦場で両手、両足、耳、目、口を失い、意思表示のできなくなったジョー・ボナムの視点で描かれる反戦映画。

映画は、肉の塊と化したジョーの意識内の独白と、爆撃を受ける前の思い出で構成されている。反戦映画は世にたくさん存在するが、これほどまでに救いのない、絶望に打ちひしがれる映画はあるだろうか。劇中でジョーに問いかけられる「君は何を望む?」という言葉には、何も答えられない。

本作の原作である「Johnny Got His Gun」は、米軍歌「オーヴァー・ゼア」の導入部の「ジョニーよ銃を執れ(Johnny, get your gun)」を皮肉ったタイトル。

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pullus