将軍たちの夜のレビュー・感想・評価
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色々考えるものがある
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「殺人も大規模だと偉業だが、小規模では犯罪だ。大量殺人に勲章を贈るなら小規模殺人には正義の裁きだ。」
グラウ中佐のこの言葉って中々狂っているなと見た時は思ったんだけれど、現実ってこれだよな。
ピーター・オトゥールの神経質な感じも相まって一番恐怖を感じたのは、タンツ将軍が車の後部座席で目尻ヒクヒクさせるところ。ああいう人のお付きには決してなりたくない。
ロンメル元帥のクリストファー・プラマーカッコいいな。もうちょっと見たかった。
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もう少しサスペンスを頑張って欲しかった。
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第二次世界大戦最中のワルシャワで起こった娼婦虐殺事件の顛末を描く物語。
サスペンスとして鑑賞し始めましたが、カテゴライズに迷う内容の作品でした。
虐殺事件に始まり、伍長の恋に移り、ヒトラー暗殺計画に飛び、また虐殺事件に戻ります。
テーマが散逸する映画は余り好きではありませんが、「ヒトラー暗殺計画」という歴史的事件が描かれていることで、このことに関しての不満は余り感じませんでした。
ただ、それでも「サスペンス」としての完成度には疑問を呈します。濡れ衣を着せられた伍長の証言だけで逮捕出来るわけもなく、オチとしては「雑過ぎる」「薄すぎる」ように感じられます。
伍長の証言から、何かしらの証拠や証言に結び付けられたら良かったのでしょうが、そのアイデアはありませんでした。
製作者が描きたかったのは、「サスペンス」ではなかったのでしょうね。
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