「サイレントからトーキーの過渡期に生まれた傑作」自由を我等に Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
サイレントからトーキーの過渡期に生まれた傑作
「モダンタイムス」のチャップリンが盗作したと疑われた時、ルネ・クレールは怒りもせず、それは偉大なチャップリンとキャッチボールをしたに過ぎない、の内容のことを言ったそうです。そんなルネ・クレールが大好きです。
設定と伏線の回収が自然に行われ、話が進むほど話術の巧さに感心します。人物の動きにはまだパントマイム風が残りるが不自然ではなく、しかも音楽と溶け合っている。時代における最高のパフォーマンスに感心します。
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