「ホラー嫌いでも知っている」13日の金曜日(1980) うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー嫌いでも知っている
ホッケーマスクの殺人鬼の認知度が凄い。
でもこの作品ではジェイソンくんは人を殺した描写が…ない。
一作目ではホッケーマスクの怪人は現れないのだ。
ネタバレあり下
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本作品は愛息ジェイソン君をキャンプ場で失った母親ボリーズの復讐劇であり、キャンプ場閉鎖が彼女の望みだったのに、頑張って閉鎖させた(息子の溺死を防げなかった監視員二人を殺害)キャンプ場をスティーブが復活させた事が引き金に
初っぱなからクリスタルレイクに行くと言ったキャンプ食事係アニーを車に乗せた途端暴走し殺害。
恋の鞘当てに負けた変わり者ネッドは傷心のまま殺される(あれで好かれると思うのは無理が…)、しかも二段ベッドで性と死の共演、上はネッドの死体、下で盛り中のジャック(ケビンベーコン)とマーシーの対比は面白い。ホラーの常識で当然パターン通りお仕置きされる二人。マーシーはキャンプに来てるのに爪はピカピカである(笑)
仲良しグループ(笑)のアリス、ビル、ブレンダはモノポリーを楽しんでいたが抜けたブレンダもトイレで…。
キャンプ場の復旧に金を突っ込んだスティーブは敢えなく殺害され、停電した発電機を見に行ったビルも喉を切られ、ワザワザ弓矢でドアに吊るされる(この時点では怪力イメージ)
生き残ったアリスが立て籠ろうとした管理人室の窓からブレンダの遺体を投げ込むパワーみせるが、アリスとのタイマンになると相応の体力におさまっているボリーズ夫人にちょっと笑う。(観客からしてこれなら勝てるんじゃね?と思えそうな)
しかも張り手合戦で負けてしまう(笑)
やられても、さらに追撃の手を緩めないボリーズ夫人、第2ラウンドはマチェーテ振り回しながら襲いかかるもアリスのフライパンに負けてしまう(笑)
ノックアウト寸前に追い込まれたボリーズ夫人、運命の第3ラウンドでアリスに奪われたマチェーテで首チョンパ、アリス若さの勝利。
しかし幻覚妄想の病身で、死体を隠し1日で7人もの命を奪うのは凄い。
あと発電機を修理するのはホラーのお約束なのか(笑)昨今のホラーゲームでも直してるので、改めて本作品を観ると「これか~(笑)」となった。