「50年ぶりでもやはりよい」ジャガーノート 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
50年ぶりでもやはりよい
50年前のパニック映画ブームの時は「タワーリングインファーノ」や「大地震」みたような所謂大作が注目されていましたが、今見返すと「サブウェイパニック」や当作などの当時は伏兵扱いされていた作品は秀作揃いですね。
尤もパニック映画ブームとか言って嬉しがっていたのは日本だけで、米英映画はこの手のスリラーをいつでもコンスタントに作ってますけどね。
ハリス先輩をスーパーヒーロー的ではなく、浮世離れした伊達男風に演出したところが当作をいかにも英国的シニカルなスリラーに仕上げた最大の要因でしょう。
しかしラストは、結果なんかミエミエなのにスリラーMAXですね。
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