ジャイアント・ピーチのレビュー・感想・評価
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今見ても、画質のレベルがツライ
最近の映像の発達したレベルで見ると、ちょっとツラい画質。
当時は斬新な編集と、独自の世界観だったものが、すっかり色あせてしまった。願わくば、公開当時の瑞々しい状態で鑑賞したかった。
それにしても、ストップモーションで撮影されたのだとしたら、相当な時間と手間がかかったはずで、主人公の男の子は、キャスティングが決まってからアニメ部分が撮影されたのか、だとしたら、準備段階でかなり時間をつかったことになるし、それっぽく見せるCGだとすれば、実写の部分がもう少し何とかならなかったのかと思う。
2020.9.4
ファンタジックアドベンチャー+ちょいミュージカル。ロアルド・ダール...
ファンタジックアドベンチャー+ちょいミュージカル。ロアルド・ダールの「おばけ桃の冒険」が原作。
少年の成長物語であって、父の「見方を変えてみる」という言葉で恐怖を克服し、虐げられていた生活から自力で抜け出す冒険譚。
ティムバートンによるキモカワ虫軍団も最高に良い。
不思議な老人からもらった光る虫の力で桃が巨大化、桃の中にいたクモ、ムカデ、キリギリス、テントウムシ、ミミズ、土ボタルの6匹とニューヨークを目指す。サメに襲われたりケンカしたり仲直りして、桃を食べながら知恵と勇気の大冒険。
すごいなと思ったのは、なんだ夢か、じゃなくて全て現実で最後は皆ニューヨークに受け入れられるという素敵なラスト。土ボタルだけ本編中ずっと桃の中にいて活躍しなかったんだけど、自由の女神のトーチになったりする。
ストーリーは子供向けだけど大人も楽しめる内容。
デッカい桃と言う夢
ディズニーランドにジャイアントピーチエリア
作って欲しい。
で、ピーチ味のお菓子やデザートを売って欲しい。
ティムバートンらしい、ヘンテコな世界観と
ちょっぴりダークなファンタジー。
愛嬌のある仲間たち。
そしてハッピーエンド。
観ててストレスのない家族で楽しめる映画でした。
巨大な桃
前半は実写。父親がいつも言っていたニューヨークを夢見て、一匹のクモと仲良くするジェームズ。叔母たちからクモを守るために外に出たら、不思議な爺さんから自分の飛ばした風船をもらう。その中のモノを逃がしてはいけないと忠告されたのに、転んで夜光虫のような虫がいっぱい・・・そして成長する不思議な桃が実ったが、叔母たちはそれを商売に利用する。
桃の中に入ってからがティム・バートンらしいお馴染みのアニメ。ニューヨークへつくまではサメや海賊と戦ったりするが、かなりお子様向けの内容。洒落たことを言う虫たちだけが面白い。なぜかこの航海だけが明るいんです。だからかなぁ。
サイと闘って憧れのニューヨークに到着して実写に戻るが、この暗いNYでまたバートンらしい映像になった。なんだか騙されたようなハッピーエンドだったけど、子供や虫を大切にしろという温かいメッセージ(?)が伝わってきた。
小さな少年のでっかい冒険物語
アニメと侮るなかれ。
まぁ、実際に実写とアニメーションのミックス作品なんですが。
この世の不幸を全部背負い込んじゃった少年が魔法の桃を食べて、仲間が出来て、旅に出て成長していくロードムービー。
グーニーズとかが好きな人は絶対オススメです。
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