「法廷侮辱罪」シノーラ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
法廷侮辱罪
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法廷に小便するとか言った罪で、罰金10ドルか禁固10日という罪になったジョー・キッド(イーストウッド)。その法廷にやってきたルイス・チャーマ(サクソン)をリーダーとするメキシコ人たち。土地をアメリカ人に貸したつもりが権利書を焼かれてしまい、土地を奪われたと主張するのだ。反対に、法廷にあった権利書を焼いて逃げ去ってしまう。ハーラン(デュヴァル)が罰金を払い、ジョーを雇おうとしたが、最初は「人狩りはしない」と頑なに断るジョーだった。しかし、自分の馬を奪われたことを知ると、1000ドルで雇われることになったのだ。
メキシコ人の村人を5人ずつ射殺するなどと脅迫したり、と何かとあくどいハーラン一味。しかし、彼の部下は平気で人を殺すが、ハーラン本人はそれほどの悪人に見えないところが失敗か。結局、ジョーはチャーマ側につき、彼に裁判を受けるように説得。法廷へと向かうのを阻止するためハーラン一味が襲いかかる。蒸気機関車で酒場に突っ込むシーンは圧巻だったが、それ以外は見どころがない感じだ。裁判を受けさせても、人を殺したという罪に問われることもあるだろうし、納得できない部分もあるような(笑)。
【2011年ケーブルテレビにて】
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