3人のエンジェルのレビュー・感想・評価
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力と元気をくれる映画の一つ
詳しい劇中のあらすじや内容は他の方のレビューをご覧ください…(丸投げ)
………自分的には物語も衣装メイクも素敵、
かつ曲曲曲。
冒頭で、主人公の一人であるヴィーダ(故パトリック・スウェイジ)がメイクアップするシーンのBGMに、
🎶ソルト・ン・ペパーのI am the body beautiful。
これが流れるとウキウキします。
ほかにも
列車と3人のエンジェルを乗せた中古のキャデラックが並走する時に流れるノリノリのナンバー、
🎶コモドアーズのBrich house、
スナイダーズヒルの女性たちの華麗なるドレスアップ&ランウェイ(厳密には違うけど…)シーンに流れる
🎶Turn it outなどなどなど!
最高です。
この映画おすすめ。3人のエンジェル役を演じられた方々はみんなあの時代映画で活躍してきた名優たちです。彼らの戦うソルジャーや優しい男性の役に飽きた?方にも勝手におすすめ
さぁ、美しい蝶々に変身よ
「3人のエンジェル」(ビーバン・キドロン監督)
「チャーリーズ・エンジェル」と間違えて、観てしまったが、
結果的には、面白かったし、元気がもらえたから良しとしたい。
「ドラッグ・クイーン3人が、
全国大会へ向かう途中立ち寄った田舎町を優しさと心意気で
活気づけていくロード・ムービー」の説明に、納得ができた。
時には、私が理解しにくい分野を、こうも簡単に説明してくれる。
「男が遊びで女装するのは、女装趣味。
女性への変身願望が高じて、チン切り手術をするのが性転換者。
ファッションにこだわって派手に着飾るゲイがドラッグクィーン」
なるほど、わかりやすい・・とメモが増えたのは言うまでもない。
その中で選んだ台詞は、彼女ら(彼ら?)が、変身していく時の気持ち。
鏡の向こうにいる、変身前の男の自分に言い聞かせる魔法の台詞。
「さぁ、美しい蝶々に変身よ」
そうか、そんな気持ちで、男から女へ変身していくんだなぁ、と
ちょっぴり理解できた。
また「人生を楽しめない女装坊やはドレスを着ただけのガキよ」と
中途半端な気持ちで、ドラッグクィーンの世界に飛び込もうとしている
少年に対して、厳しい言葉をぶつけるシーンも、印象的である。
どんな形でもいい、他人に何と非難されてもいい、
この世界は「人生を楽しむ」ことが前提条件よ、と諭しているようだ。
意外と多くのことを学んだ作品である。
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