三銃士(1993)のレビュー・感想・評価
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All for one, and one for all. これぞ冒険活劇!ディズニー的三銃士。
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子供の頃に初めて観てドハマりした三銃士。確か中学生ぐらいだったので、そこから原作小説も読みだしたのですが、古くさい文体にとっても読むのに苦労した記憶があります。だってなぁ、原作の出版が1844年なんで文体古いねん。日本だったら江戸時代だよ!それでもダルタニアンと三銃士が一時間おきに決闘の約束取り付けたりするのは原作通り。そんな古い時代に良く考え付いたものだ。
映画はオープニングから上手いですよね。リシュリュー枢機卿の登場シーンも不気味ですし。そしてダルタニアンが出てきて、いきなり決闘してて強さがわかるシーンになってる。そつのない上手い流れになっています。映画全編を通してもダルタニアンを含めアトス、アラニス、ポルトスそれぞれに見せ場があり、言うならリシュリューも意外と出番が多かった。ちゃんと色んなキャラクターをまんべんなく登場させる事ができるって、流石ディズニー、脚本が上手いですね。
当時のクリス・オドネルがメッチャ美形‼️キファー・サザーランド、チャーリー・シーンと今ではオッサンな俳優さんたちがとっても若々しいです。
原作みたいにコンスタンスが殺されたり、ミレディーが斬首されたりしないのですが、個人的にはこっちの三銃士の方が健康的で好みです。冒険活劇を作ろうとして、ちゃんと注文通り冒険活劇を作ってくるディズニーってやっぱりレベル高いですよね。原作と違って子供に見せたい三銃士でした。
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