さらばキューバのレビュー・感想・評価
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なぜかインディ・ジョーンズ
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革命運動も激しくなっていたハバナ。巨大な葉巻工場の嫁となっていたアレックス(アダムス)は名前もスペイン語風にアレハンドラと変わっていた。夫のフアンは不倫中。その相手の娘の弟に終始つけ狙われることになる・・・
キューバ革命を舞台にはしているけど、基本はメロドラマ。バチスタ政権の後継者選挙の不正シーンが挿入されるところがちょいと憎い演出。そして終盤、捕えられたロバートたちはそこのカストロ似のリーダーの言葉に心動かされるところもいい。
資本家と政府軍、そして対する革命軍という構図の中で、のんびり恋愛を楽しんでる雰囲気だったけど、冷戦下において冷静にキューバ革命を描くなんてのも大したもの。政府軍の戦車を奪ってキューバを脱出するアクションシーンはなぜだか『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』を思い出す。そういや、かつての恋人という設定も『レイダース』に繋がるなぁ・・・
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