「“さよなら”じゃなくて“Good Luck”」さよならミス・ワイコフ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
“さよなら”じゃなくて“Good Luck”
クリックして本文を読む
思っていたよりずっと力のこもった力作です。前半35歳まで一回もクモの巣掃除されたことのないワイコフ先生が、クモの巣張りっぱなしからくるノイローゼを何とか克服するまでの描写がなかなかいいので、余計後半黒人青年に犯されてからずるずると関係を持ってしまうのにはやっぱりあんな事をするべきではなかったと思わされるけれども、表面あんなに立派な非の打ち所のない教師であるだけに、やっぱし性というのは恐ろしいんだなあ、とタメ息が出ます。でも今度からは彼女なら仕事の面と私生活と面とをちゃんとバランスを保ってやって行くだろうと信じます。“しっかり!いいことがありますように!ワイコフ先生”。アン・へーウッドは全編を支える好演。〈38年前初見の時の感想〉
コメントする