「キリスト教の道徳観を押し付けられる前のローマと道徳観の薄れた現代」サテリコン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
キリスト教の道徳観を押し付けられる前のローマと道徳観の薄れた現代
キリスト教の道徳観(まあ、これも怪しいもんだが)が席巻する前、人間の欲望が露になっていたローマの酒池肉林ぶりをフェリーニらしい壮大なスケールでイマジネーション豊かに描いた世界。こういう世界を良しとするか眉をしかめるかは個人の自由でしょう。だから、フェリーニの意図を探るよりこの映画を観て自分なりにどう感じるかの方が大事だと思うけど…
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