ザ・グリードのレビュー・感想・評価
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イパネマの娘
巨大豪華客船だから高層ビル並のエレベーター。やっぱり定番の「イパネマの娘」がかかってるんだ。でも落下・・・最下層までいくと死体の山。グロ、グロ、グロのオンパレード!かなりのB級なのに、心臓がバクバクいいそうなくらい緊張する場面だ。
密輸した武器と客船を襲うグループ。それぞれの思惑はあるものの、今となっては敵は無気味な生物だけだ。客船のシステムを破壊したのは、なんと全財産をつぎ込んだという船主キャントン(アンソニー・ヒールド)だったけど、この際そんなことはどうだっていい。生きて帰れるかどうかが問題なのだ。そんな中でも「イパネマの娘」を口ずさんでしまう助手のパストゥーチ(オコナー)。「俺をエサにするんじゃねー!」などと名言も残すが、彼の恋人である東洋人レイラ(ウナ・デーモン)がよかったのにすぐ死んでしまうなんて・・・残念。
海洋もの映画では、これまた定番の素もぐりシーン。『ポセイドン・アドベンチャー』にそっくりでした。しかし、襲ってくるのは火災ではなく、ミミズの化け物。末端は触手を持ったミミズだったが、本体はタコ?『エイリアン4』のクイーンを思い起こさせる怪物だった。
脱出方法も見所のひとつだが、横付けした自分の船に積まれていたミサイルを沈没寸前の豪華客船に向けて発射して反動で逃げるというもの。南海の孤島にジェット・スキーで辿り着き、めでたくパストゥーチも泳いできたが、島には新たな怪物が・・・と、シュールな終わり方。満足いくパニック映画でした。
やっぱり好きな方多いですね!
モンスター映画は世の中にたくさんありますが、当時レンタルビデオで観てすごい面白かったです! DVDを購入する時も世の中にあまり出回ってないせいか高額でした(笑) 監督は後に『ハムナプトラ』シリーズや『G.I.ジョー』を制作するスティーブン・ソマーズ監督だったんですね~、面白いはずだ! パッケージに写ってるのがモンスターの姿かと思いきや触手だったとは・・・(笑) ラストたどり着いた島で続編が観たい!
お次は何だ?…続編を期待していました
"日曜洋画劇場" で鑑賞。
放送される度に観たし、録画していたので観倒しました。
文句無しの極上B級モンスター・パニック。VFXをこれでもかと駆使したモンスター描写が秀逸で、狩場と化した豪華客船内で繰り広げられる死闘に手に汗握りました。
助かったと思いきや、流れ着いた島の奥深くで蠢く何か…。「お次は何だ?」と云うことで続編を期待していたのですが製作されず…。本作だけでも充分面白いので文句は無し!(笑)。
※修正(2023/04/23)
よかった
多分見るのは3回目で、以前はビデオで字幕、吹替え、今回地上波では初めて。
主人公たちが銃で脅されて人質や奴隷同然の扱いなのに、ちっともへこたれたりひるんだりしないところがかっこいい。そんな人柄が雰囲気を軽くしている。同様に泥棒の女もまったくひるんだり弱気になったりしない人柄がよかった。世界全体がこうならどれだけ世の中が明るくなることだろうと思う。銃で脅したり恫喝するような卑怯な相手に対して、いざ自分がそうなった場合もそうありたいと願う。
モンスターは今現在の目線で見るとCGがかなりしょぼいし動きや演出も古さを感じる。
また、この映画の撮影はほとんどスタジオ内で海には全く出ていないのではないだろうか。
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