「悪党だらけのモンスター映画」ザ・グリード odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
悪党だらけのモンスター映画
クリックして本文を読む
南シナ海を航海していた超豪華客船アルゴノーティカ号がシステム障害で停船、 そこに深海からやってきたのは、謎の怪物。幽霊船のようになった客船に傭兵と魚雷を積んだ密輸船サイパン号を横付けして乗り込むが、そこには地獄が待っていた・・。
カンブリア紀から深海で生き延びて来た古代生物モンスターパニック映画なんだけれど、豪華客船を保険金目当てに沈めようと企む悪徳船主と傭兵どもを絡めて、悪党どもを次々に海獣に襲わせてゆくベタな展開、次はこいつだろうと予想的中。
公開時のキャッチコピーが「タイタニックを上回るスペクタクル」、たしかに3000人もの乗客が喰われてしまうグロテスクな怪獣ものなんて、後にも先にも本作くらいでしょうね。怖がらせ方が上手かった、最後に孤島に逃げるが、そこにも怪しい気配、続編狙いかと思ったら、結局無しで、スティーブン・ソマーズ監督はハナプトラシリーズのヒットでミイラ映画に方針転換したみたいですね。
実は大半観終わって、水上スキーで逃げ出すシーンで、昔見ていたことに気づくドジでしたが、結構楽しめましたし午後ロード鑑賞なので助かりました。
コメントする