「本作の前半は、サム・ペキンパー監督は絶対日本の「トラック野郎」を観てるよ!これ!っていうくらい似ています」コンボイ あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
本作の前半は、サム・ペキンパー監督は絶対日本の「トラック野郎」を観てるよ!これ!っていうくらい似ています
日本のトラック野郎第1 作は「トラック野郎・御意見無用」で1975年の公開
本作は1978年の公開
だから日本のトラック野郎の方が3年も先です
失礼な事に逆に思ってました
本作の前半は、サム・ペキンパー監督は絶対トラック野郎を観てるよ!これ!っていうくらい似ています
トラック野郎を観たことのある人なら、あー!これあのシーンのオマージュだよ絶対!というシーンがアメリカバージョンならこうなるという形で連発です
まあ、トラック野郎という生態は日米というか世界中同じなのかも知れませんけど
とにかくもう笑い転げです
腹抱えて笑います
そして名優アーネスト・ボーグナイン!
この人が圧倒的です
もうどっちが主演かわからないくらいの存在感です
ラストシーンでの彼の大笑いが清々しい余韻を残して、ホント観て良かったあ!、面白かったあ!と思わせてくれます
後半はまあトラック野郎の大軍団の大迫力はいいのですが、七面倒臭い話になって逆につまらない
如何に日本のトラック野郎が良くできていたかが分かります
本作では、CB無線を上手く取り入れているところはポイント高いです
アメリカのトラック野郎は現代のカウボーイです
超大型トラックの大軍団が、群をなして大陸を走る光景は西部劇の古典「赤い河」を思わせます
ドライブインでの乱闘は正に現代の西部劇です
もっともっと面白くできる物語なのに、一作だけで終わってしまったのはもったいない限りです
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