孤独な場所でのレビュー・感想・評価
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ボギーが凄い!サスペンスを堪能しました
殺人容疑をかけられた脚本家ディクソン。事件を通して新人女優ローレルとの仲を深めていくのですが…。
恋愛模様も切ないサイコサスペンスを堪能しました。「理由なき反抗」のニコラス・レイ監督、1950年の作品です。
深い闇を抱えるディクソン、演じるハンフリー・ボガートが素晴らしかったです。いつものボギーのタフな印象に加え、すがるように恋愛にのめり込んでいく男に浮かぶ狂気の表情、凄いです。
ディクソンの本性が見えてくるにつれ、深まる疑惑。ローレル役のグロリア・グレアムの名演もあって、緊張の連続でした。
60年前の作品で、監督と脚本家が「お前はリメイクばっかりだ」なんて悪態つきあってるのはちょっと面白かったです。今や2度目3度目の時代…。
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