「名作に近い佳作」コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
名作に近い佳作
名作に、なり損ねた佳作って感じで、惜しい…
前半あまり面白くなく、眠くなってウトウト…
『少年、機関車に乗る』も眠かった…この監督って眠くなるんだよな…と落ちゆく意識の中、
折り返し地点の40分ぐらいから普通に面白く、すっかり目が覚めました。
タジキスタンが見下ろせる丘からのロープウェイ、そのロープウェイから見えるタジキスタンの風景が美しく、
ロープウェイの中で愛を育んだり、とてもロマンチック、
ロープウェイでもニューヨークとかじゃなく、自然が豊かで素朴なタジキスタンってトコがポイントです。
映画史に残るような名シチュエーションでは。
女の人は好きだと思います(笑)
この監督の作風として、
内戦下でも、笑い、怒り、恋し、旅に出る、人々が登場し、ゆかいで切ない夢の様な物語。
が特徴みたいで、
この作品でも、難民や軍隊が出てきたり、夜空に花火の様に砲撃?が輝いたりしますが、
暗く深刻ぶらず、明るくユーモアを交えて、描いてます。
最後、終わり方も良かったです(笑)
コメントする