格子なき牢獄のレビュー・感想・評価
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大人の恋愛のもつれに関わった清純な乙女の悲劇
女性だけのドイツ映画「制服の処女」の中に男性ひとり介入させると、どのような人間関係が描けるかを実践したような内容のフランス映画。ペシミズムの代表的監督ジュリアン・デュヴィヴィエ監督のロマン的なタッチとは違う、レオニード・モギー監督の硬質なタッチが悲劇の女性映画として時代を窺わせる。結局は男が悪いストーリー。大人たちの恋愛のもつれに関わってしまった清純な乙女の悲劇的結末。コリンヌ・リュシェールの影ある存在感と美しさが印象に残る。
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