ケンタッキー・フライド・ムービーのレビュー・感想・評価
全2件を表示
マアマア 別に ってカンジ
アメリカ版「モンティパイソン」もしくは「ゲバゲバ90分」です。
暇つぶしにはいいですけど、別にそれほどのものでもなく可も不可もありません。
ドラゴンのシーンが長いでですけど、パロディというよりはリー先輩のファンが映画の真似しただけ、ってカンジですね。
公開当時は結構話題にはなりましたが、どちらかというとゲテモノ扱いで、ギャグも切れ味が鋭いワケでもなく、まあゲテモノですね。
本作を21世紀に観る意義と意味 それは自分たちが面白いと思う映画を撮る情熱こそが一番大切なことだというメッセージです
1977年公開
ジョン・ランディス監督の2作目、当時27歳
十数作の小ネタのギャグ映画をつなぎ合わせた、映画学校の卒業作品みたいな映画です
近いのは庵野秀明監督が学生時代に撮った「愛国戦隊大日本」とか「帰って来たウルトラマン」でしょうか
時期的には本作の方が数年早いです
もしかしたら、若き庵野監督達にこのようなやり方もあるのだという方向性を指し示した作品だったかも知れません
内容はケンタッキーフライドチキンにも、ケンタッキー州にも何の関係もありません
監督も製作者にもケンタッキーには縁もゆかりもないようです
まあ「田舎ぽいダセーどうでもいい映画」ぐらいの意味あいかと思います
短いのは数十秒のCM 風とか、架空の映画の予告編の数分程度、長いのが一つだけ「燃えよドラゴン」のパロディ映画で20分くらい?
なかなか面白いので、時間を損したなんて思うことはないでしょう
パロディでもしっかりと作られています
21世紀に観る意義と意味は?
無いようで永遠にあると思います
映像の作り手を目指している若い人には特に
テクニックとか内容とかそんなもの低レベルで何の参考にもなりません
ネタも古いです
21世紀生まれの若者には意味がわからない台詞もあると思います
それでも本作を21世紀に観る意義と意味とは?
それは自分たちが面白いと思う映画を撮る情熱こそが一番大切なことだというメッセージです
全2件を表示