クロムウェルのレビュー・感想・評価

無能な王を処刑し 共和制を実施した護国卿オリバー・クロムウェルをリチャード・ハリスが演じている
オープニングはカッコ良く登場

ルイ13世の妹と結婚した チャールズ 1世は国民に警戒され、財政難を招き議会にも批判され、周辺国には足元を見られる
この王を アレック・ギネスが頼りなげに演じている

映画は史実に沿って淡々と進む

オリバーのひいひいばあちゃんの兄弟が あのヘンリー8世の為に東奔西走したトマス・クロムウェルで 尽くしたあげく惨殺される

彼もオリバーも 英国を強固にした下地を作った訳だが、映画にすると魅力的にならない
二人ともカトリックを敵に回したせいか？
オリバーの場合は 王殺しも加わる
製作者達の腰が引けるのだろうか？

そんな訳で クロムウェルの家系にかかった歴史の重圧を考えたりもしました