黒い太陽七三一 戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌のレビュー・感想・評価
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これは評価が難しい作品ですね。
これはどのような意図があって制作されたんでしょうね?
一応、最後に“実験の犠牲者に”などと表示されますが、なんかそれは建前のような気がするんですよね。
遺族とかがこの映像を直視出来るとは思えないんですし。
反戦や史実を再現した作品としても映像がキツ過ぎますし、石井部隊の残虐性を際立たせたいのだとしても、この作品内での動物虐待を見てしまうと石井部隊と五十歩百歩に感じてしまい説得力は無くなってしまいますし、ジャンル分けはホラーとなっていますが純粋にホラーという感じでもないですし、どう考えてもグロテスクな映画を撮りたかったとしか思えないんですよね。
制作年は88年でしたが、もっと昔の作品だと思っていたもので、どうやって撮影したのか不思議に思いつつ観ていたのですが、本物の死体を使ったいたんですね。
納得です。
お話としては森村誠一さんの『悪魔の飽食』のエピソードを繋ぎ合わせた感じなので、同じ日本人としては申し訳ない気持ちでいっぱいになってへこむこと間違いない作品ですね(-。-;
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