「【”僕は、クリーンだ。と死に際に男は言った。”全編に漂う尋常でない不穏感が印象的な哀しき作品。観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。】」クリーン、シェーブン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”僕は、クリーンだ。と死に際に男は言った。”全編に漂う尋常でない不穏感が印象的な哀しき作品。観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。】
■頭の中には受信器が、指には発信器が埋め込まれていると信じているピーター(ピーター・グリーン)。
正体不明の声やノイズが聞こえ、精神は錯乱していた。
施設を出た彼は、里子に出された娘ニコールを捜すために帰郷するが、図らずも連続幼児殺人犯として追われることになってしまう。
◆感想
・観ていて、気分的にキツイ映画である。
・不穏な音楽、ピーターが妄想の果て自分の爪を剥がすシーンや、カミソリで頭を切ろうとする姿。
<今作が長編初監督のロッジ・ケリガンに、今作の製作意図を聞いて見たくなる作品。とはいえ、観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。>
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