劇場公開日 1989年10月28日

「面白くないことは保証しますが、合う人には合う」偶然の旅行者 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0面白くないことは保証しますが、合う人には合う

2021年9月22日
PCから投稿

10人に勧めたら8人から総すかん食らうでしょう。恐ろしく退屈です。
話はどってことなく盛り上がりナシ、脚本普通、役者普通、映像普通、この年の最優秀作らしいですが、まあ普通の人は飽きるでしょうね。ドラマチックもサスペンスもダイナミズムもありません。裏返せば演出が好みに合うかどうかだけが評価の基準になります。
ただ、小津安二郎みたように、はまる人にははまるかもしれないような気はします。小津だって普通の人には恐ろしく退屈ですから。
私はそこそこ面白かったのでまあ拒否体質ではないんでしょう。あくまでも、そこそこです。もう一度観ることはないでしょう。

越後屋