危険な年のレビュー・感想・評価
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リンダ・ハントが圧巻
映画館で予告編を観て瞠目した佳編。基本、恋愛路線などでは終わっていない。 リンダ・ハントの、アカデミー助演女優賞もむべなるかな、と思わせる演技が圧巻。史上初めて男役で受賞した女優賞というのも、記念碑的なものだ。 ピーター・ウィアーに駄作無し、と改めて確認する。
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クーデター
スカルノ大統領支配下のインドネシアは共産党勢力と微妙な均衡を保っていた。スカルノ独裁政権は庶民の貧困に目を向けない・・・イスラム系・共産系のグループに軍隊の許可を与えたことで、イスラム軍によりクーデターが起こる。 そんな情勢のなか、ガイはイギリス大使館の女性ジルと恋に落ち、親友(最初の語り手)ビリー(ハント)がビルから落ちる・・・ なんてことはない、基本は恋愛路線。当時の雰囲気がよく伝わってくるけど、それだけの映画かもしれない。さすがにクーデター後は緊張感溢れる。
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