劇場公開日 1984年7月14日

危険な年のレビュー・感想・評価

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3.5若い。かっこいい。美しい。

2025年9月5日
PCから投稿

この映画はかなり見にくい。映画というのは、主人公にミッションができてすぐそれをやらないとやばい。って感じで、客が引き込まれて盛り上がる。たとえば、この主人公が大スクープをゲットしないと彼女が死ぬ。みたいな。そういったシチュエーションをじっくり描きこんだ上で物語が始まっていたら、もっとのめり込んで見ただろうし、あそこで主人公がとった行動に見ている本も納得・・・少し納得できたであろう。しかし、それが全然ないので。
あんた、そりゃマズイで。
トという部分が目立ってしまっていると思った。
フィクションというよりはドキュメンタリータッチで。その雰囲気というか、それは面白かった。また、それであるにしては迫力があって最後までしっかり見れたのはよかった。独裁政権下で、苦しむ人々の心情はしっかり伝わってきた。
・・・・
この時代は、次から次へと魅力的なスーパースターが現れて映画というものがとても輝いていて、楽しかった。今のスーパースターと称される輩はなんだ?どこに魅力があってどう映画を色付けしているというのだ。映画というものは俳優のカラーに染まってこそ魅力的なものとして完成するというのに・・・

コンクールやオーディションが腐ってしまったのか・・・

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わしのネタを映画化せいや!

5.0リンダ・ハントが圧巻

2022年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

映画館で予告編を観て瞠目した佳編。基本、恋愛路線などでは終わっていない。
リンダ・ハントの、アカデミー助演女優賞もむべなるかな、と思わせる演技が圧巻。史上初めて男役で受賞した女優賞というのも、記念碑的なものだ。
ピーター・ウィアーに駄作無し、と改めて確認する。

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タヴァーンポスト

3.0クーデター

2019年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 スカルノ大統領支配下のインドネシアは共産党勢力と微妙な均衡を保っていた。スカルノ独裁政権は庶民の貧困に目を向けない・・・イスラム系・共産系のグループに軍隊の許可を与えたことで、イスラム軍によりクーデターが起こる。

 そんな情勢のなか、ガイはイギリス大使館の女性ジルと恋に落ち、親友(最初の語り手)ビリー(ハント)がビルから落ちる・・・

 なんてことはない、基本は恋愛路線。当時の雰囲気がよく伝わってくるけど、それだけの映画かもしれない。さすがにクーデター後は緊張感溢れる。

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kossy
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