「アメリカの日常」GUMMO ガンモ ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの日常
アメリカの貧困や虐待、差別がまるで写真集のようにさらっと描かれています。映画はハリケーン到来後の人々の無気力を描いていますが、それはまるでカトリーナ後の現在を暗示しているようです。
今やホワイトトラッシュは、マイノリティーとは言えませが、上映当時の日本ではアメリカの貧しい白人はあまり知られていなかったと思います。
かといって、物語が淡々と進むだけなので分かりずらい映画です。病的な社会ということは感じとれます。
私にはピンクウサギが何のメタファーかも分かりませんでした。
ラリー・クラーク好きにオススメします。
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