「面白くない。」忍者狩り(1964) KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
面白くない。
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やはり、主人公のモチベーションがしっかり伝わってこないと。それにキャラも立っていないし。女性キャラは生きてない。ピンチになろうが殺されようが他人事だった。家老の危機感にももっと具体的な理由付けが必要だった。主役のほとんど一人相撲みたいな映画なにってしまった。
お墨付きがなくなってしまうと藩が取り潰し・・その着眼点だけが、ちょっと面白かったかな。でも、城に忍者が入ってきたり、奪いにくるのをどうやって防ぐか?とかをリアルに描こうとすると、忍者って変装したスパイにしかならないんだよね。 かといって、白土三平の漫画に出てくるような忍者も映画では難しい。 脚本家と監督が行き詰まって苦しんでこんなのにしちゃったもんだから、俳優まで行き詰まって苦しんでるような、そんな映画だった。
「まむしの兄弟 恐喝三億円」と「資金源強奪」を書いた脚本家が、他にどんな面白いものを書いているかと思ってチェックしてみた。私も脚本を書いているので気になる。そして、その人がほかには大したものを書いてないとわかると嬉しいんですね。ははは。いや、オリジナル脚本って本当に難しいですね。
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