カバーガール
劇場公開日:1977年10月8日
解説
愛する人も捨て、ひたすらスター街道を歩む女性が、本当の愛を知るまでの姿を描くミュージカル。44年度アカデミー・ミュージカル音楽賞受賞作品。製作はアーサー・シュワルツ、監督は「武器よさらば」のチャールズ・ヴィダー、脚本はヴァージニア・ヴァン・アップ、撮影はルドルフ・マテ、作曲はジェローム・カーン、作詞はアイラ・ガーシュイン、音楽監督はモリス・W・ストロフ、振付はバル・ラセット、シーモア・フェリックス、ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネンが各々担当。出演はジーン・ケリー、リタ・ヘイワース、フィル・シルヴァース、オットー・クルーガー、リー・ボウマンなど。
1944年製作/アメリカ
原題または英題:Cover Girl
配給:インターナショナル・プロモーション
劇場公開日:1977年10月8日
あらすじ
ラスティ(リタ・ヘイワース)はナイトクラブのコーラス・ガール。舞台監督で恋人のダニー(ジーン・ケリー)と、ジーニアス(フィル・シルヴァース)は、いつもショーが終わると、行きつけのレストランで1日の疲れをいやしている。一方、ブロードウェイで歌い踊る夢をみるラスティは、雑誌のカバーガール・コンテストに応募する。そして、その雑誌の発行人クデア(オットー・クルーガー)に気に入られ、彼女はただちにカバーガールに選ばれた。一夜のうちに人気者になるラスティ。彼女の出演するクラブ・シドーも大繁盛のある日、ブロードウェイのプロデューサーのノエル(リー・ボウマン)が彼女のもとにやって来る。スターへの道を歩もうとするラスティを、ダニーとジーニアスは複雑な気持ちで見つめた。やがて、ダニーと別れて仕事をすることを渋っていたラスティをくどき落とすため、ノエルは彼女を自分の劇場へつれていく。ラスティにとっては夢にみた場所。翌朝、リハーサルに遅れたラスティをダニーはなじった。泣きながら去っていくラスティ。やがてそんな彼女もブロードウェイのスターとなっていく。だが日々は淋しい。ダニー達がいないからだ。彼女はクラブを訪れるが、そこはもう閉鎖されている。彼女がクラブをやめてすぐ、ダニー達は巡業に出ていったのだ。痛飲するラスティは、ノエルのプロポーズをOKした。そして結婚式の当日、今もやはりダニーを忘れられず迷うラスティ。そんな彼女にクデアは、ラスティの祖母がクデアとの結婚式の最中に愛する人の元に去っていった話をした。今こそ愛するダニーのもとへ。ラスティは花嫁衣裳のまま走っていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・ビダー
- 脚本
- バージニア・バン・アップ
- 製作
- アーサー・シュワルツ
- 撮影
- ルドルフ・マテ
- 音楽監督
- モリス・W・ストロフ
- 音楽
- ジェローム・カーン
- 作詞
- アイラ・ガーシュウィン
- 振り付け
- セイモア・フェリックス
- ジーン・ケリー
- スタンリー・ドーネン
- 字幕
- 清水俊二
受賞歴
第17回 アカデミー賞(1945年)
受賞
| 作曲賞(ミュージカル) | モリス・W・ストロフ カーメン・ドラゴン |
|---|
ノミネート
| 撮影賞(カラー) | ルドルフ・マテ アレン・M・デービー |
|---|---|
| 美術賞(カラー) | |
| 音響録音賞 | |
| 主題歌賞 |



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