「神とは何か?」俺たちは天使じゃない(1989) 777さんの映画レビュー(感想・評価)
神とは何か?
最初に2つ語る
1つ… 大昔の名画のリメイクだが、私は昔のオリジナルを見てない
2つ… 私は、クリスチャンではない
その上で語るが、主役2人は殺人を犯してはいないモノの、極悪人で
逃亡者である
それが、偶然に偽の神父になりすまし、更生をしていく物語なのだが、
やはり話に無理がある
ラストの演説も、今に見てみると何か綺麗事なだけの言葉にも聞こえる…
しかしながら「神とは何か?」「人が更生するとは何か?」という事を
問いただすに、哲学的な説教を使わず、若者向けのエンタティメントに
作り上げた点は、評価に値する
この評価を書いている2025年3月は、ちょうど30年前に
あの忌まわしきオウム真理教の「地下鉄サリン事件」が起きた時…
さらに昨年の正月は「能登大地震」が発生…
元日という、日本で一番おめでたい日に、災害は容赦なく
襲ってくる…
よく日本は、賽銭箱に10円玉を投げて多くを願う「自販機型・宗教」
とも言われる
しかし、終わりの無い暗い時代が続く中「神」「宗教」「天の御加護」
という物を、今一度に総括する時期に来ているかもしれない
先に上げた様な、新たなカルト団体が発生しかねない世の中
「宗教は危険」だから、腫れ物に触らぬよう「遠ざける」のではなく
「宗教は危険」だからこそ「学び考える」ことの重要性を感じる
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