「俺たち日本人も讃美歌は口パク。聖歌隊の方が歌ってくれる。」俺たちは天使じゃない(1989) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
俺たち日本人も讃美歌は口パク。聖歌隊の方が歌ってくれる。
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ちょいと頭の悪そうなジム(ペン)と同室の(デ・ニーロ)が逃亡の巻き添えを食ってしまう。わけのわからぬまま一緒に逃亡することになったのだ。しかも彼ら二人は足枷で繋がれたまま。ボブとは途中ではぐれてしまい、出会った老婆に口から出まかせを言ったおかげで有名な神父と間違われてしまう。そのまま国境の町の大きな教会に居座ることになった二人。
歌えない賛美歌に口を合わせたり、ごまかしが無茶苦茶なところが笑えました。目の見えない娘を持つデミ・ムーアは5ドルさえくれれば誰とでも寝る。金のないデ・ニーロが寄付された金を持ってそそくさと彼女のもとへ戻る様で大笑い。
祭りの行列に参加するかしないかでもひと悶着あったけど、そんな折、ボブが捕まってしまったのだ。そして銃撃戦となって、涙を流すマリア像娘が川に落ち、デ・ニーロが泳げないのに救助に向かう。奇蹟が起こり、娘がしゃべれるようになったのだが発した言葉は「その人、脱獄犯・・・」
本物の神父が現れたらどうなるのかとハッピーエンドにするのはおかしいと思いつつも、なかなか面白い映画だった。ジョン・C・ライリーの神父姿も面白い。
(備忘録)
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