「いつブラウン神父は来るのか」俺たちは天使じゃない(1989) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
いつブラウン神父は来るのか
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総合55点 ( ストーリー:40点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語は結果がある程度想像できるご都合主義なありふれたもの。しかし2人の偽神父はいったい過去に何をしでかしたのか、本当に脱獄して今後良い生活を送るのに価する人物なのか気になって素直に納得出来る結末ではなかった。そうじゃなくても自分のためだけに脱獄後も物を盗み嘘をついているので。
物語の整合性がたいして重要な作品ではないのだが、それでも本物のブラウン神父が到着したら偽者はどうするのか気になった。それから聾唖者は耳が聞えるようになったとしても、どの音がどの発音なのかわからないので急には喋れません。
登場人物は豪華で演技はしっかりとしている。デニーロはここでも度々腕を広げて肩をすくめるので、刑務所暮らしの前はいったいどこの組織に属していたのかと過去の作品を想い勘ぐりたくなる。
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