有頂天時代(1936)のレビュー・感想・評価
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それなりに楽しめるミュージカル
それなりに楽しめるフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャース共演作。 本作の白眉は「フレッド・アステアが踊る背景に、同じ踊りの3つの大きな影が映る合成シーン」だろう。 婚約者のあるフレッド・アステアと、楽団指揮者に好かれているジンジャー・ロジャース、この2人が紆余曲折を経て……というドラマは、やはり楽しい。 「ズボンの折り返しネタ」の使い方も上手くて、楽しい(笑) 物語展開の流れをフレッド・アステアが歌う歌詞で表現するなど、監督ジョージ・スティーヴンスの工夫が見られるが、やはり「歌ではなく2人の踊りが観たい」と思う観客の気持ちをもっと取り入れるべきだったと思う。 2人が踊るシーンが素晴らしかっただけに、勿体ない気がする。
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