ウェドロック

劇場公開日:

解説

ウェドロック(爆弾付き電子首輪)でリンクされた宝石泥棒と女囚の脱獄行と、宝石を狙って群がる悪党の暗躍を描く近未来アクション。監督は「ネイビー・シールズ」のルイス・ティーグ、製作はブランコ・ラスティグ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「女と男の名誉」のフレデリック・S・ピアス、脚本はブロデリック・ミラー、撮影はファスビンダー作品で知られるディートリッヒ・ローマン、音楽はリチャード・ギブスが担当。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Wedlock
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1992年2月22日

ストーリー

近未来。天才的電子工学者フランク・ウォーレン(ルトガー・ハウアー)は親友のサム(ジェームズ・レマー)、婚約者ノエル(ジョアン・チェン)と共に金庫破りをする。宝石の奪取には成功したが、サムの不注意により警察に追われるハメとなった。2人と別れ、警察を振り切って宝石を安全な所に隠したフランクだが、合流地点で待っていたのは裏切りの銃弾だった。命をとりとめて監獄に送りこまれたフランクは刑務所の監視が厳しくないことに気づく。その上、所長ホリデー(スティーブン・トボロウスキー)は企業の経営者のようだ。新しく入った囚人は全員ウェドロックと呼ばれる電子首輪をはめられた。その首輪は2名の囚人同志で電子的に繋がれており、2名の距離が100ヤード以上離れるか、首輪を外そうとすれば自動的に爆発する仕組みになっていた。さらにパートナーがわからないことは相互監視にもなった。入所早々、フランクは代理看守のエメラルドから執拗なイビリを受ける。背後でフランクの持つ宝石を狙うホリデーとサムとノエルが糸を引いていた。そんな中、美人女囚のトレイシー(ミミ・ロジャース)が接近してくる。彼女こそフランクのパートナーだった。しびれを切らしたエメラルドはフランクに決闘状を叩きつけた。激しい肉弾戦の中、フランクはエメラルドの首輪のつなぎ目を攻め、起爆装置を作動させた。爆発の混乱に乗じてフランクとトレイシーは脱獄に成功した。しかし、2人は依然として離れられない結婚生活(ウェドロック)にあった。2人は宝石の隠し場所へ向かって旅を始めたが、トレイシーは強引にスターリング市に寄り、元婚約者の結婚式に乗りこんだ。大物政治家の父親は、トレイシーを息子から引き離すため無実の罪で監獄へ送りこんだのだった。トレイシーは元恋人のあまりのふがいなさを知り拳の鉄槌を下した。やがてお互い婚約者に騙された傷もいえ、フランクとトレイシーは愛し合うようになっていた。ところがトレイシーもまたホリデーの廻し者だった。宝石と換えた金の隠し場所の地図を持つ仲間が殺され、サムとノエルに追いつめられた時、フランクはそれを知った。フランクが盾にとったサムを冷酷にも射つノエル。サムはフランクと一瞬、女性不信の連帯を感じ死んだ。しかし、トレイシーはフランクを裏切りきれなかった。ようやく逃げのびた2人は金の隠し場所へ。またしてもそこへ現れたノエルとホリデー。だが、フランクは首輪を外すのに成功しており、彼のトリックで敵の2人はリンクした爆弾で爆死した。残った金を手にフランクとトレイシーは自由の旅路へと向かうのであった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0ドタバタ逃走劇

2021年11月1日
Androidアプリから投稿

設定の荒さはあるがそれなりに楽しめた。
ラストもスカッとする良い終わり方。
悪役の元カノが清々しい程クズで同情の余地が無いのも良い。

だがルトガー・ハウアーのアクションに期待してた自分としてはちょっとガッカリな感じ。

当時としては近未来かもしれないが、現代人が見るとどの辺が近未来かわからんかな。
車が空飛んでるとか、宇宙人とかのSF要素無いし。

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カミムラ