暗戦 デッドエンドのレビュー・感想・評価
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時間経過ごとに深まる絆、友情、共犯関係
『暗戦 デッドエンド』(1999)
死に一直線に向かう犯人(#アンディラウ )と彼を追う警部(#ラウチンワン )の揺れる心理描写と時間経過ごとに深まる絆、友情、共犯関係が『太陽を盗んだ男』の城戸誠と山下警部の関係のようで、グッときましたね。
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暗戦というタイトルから…
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もっとどろどろした香港映画かと思いきや、主演二人の知恵比べを題材にした、ゲーム感覚(?)のなんとも小気味の良い作品でした。
とにかく、アンディ・ラウとラウ・チンワンのとても洗練された掛け合いが見事で、ぐいぐいとストーリーに引っ張られていきますね。お互い追う者と追われる者のハズが、気がつけば共同戦線をはることになって…というくだりは、ありがちなようでもとても面白かったです。知恵比べというか、心理戦を演じる2人があまりにも軽妙で、最後まであっという間でした。ラストもかっこいいしね。
作風もストーリーも、主演二人の立ち位置も違うけど、観終わった後になんだか「ミッドナイト・ラン」を思い出しちゃいました。こういうテンポの良い映画が好きなんだよな~。
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