劇場公開日 1993年2月20日

「You can't handle the truth‼️」ア・フュー・グッドメン 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0You can't handle the truth‼️

2023年7月23日
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興奮

トム・クルーズvsジャック・ニコルソン‼️軍隊という組織が舞台、軍隊内での落ちこぼれに対する規律や制裁(コードR)がテーマ、そして法廷劇‼️「ソーシャル・ネットワーク」や「スティーブ・ジョブズ」の脚本家であるアーロン・ソーキンが、軍隊組織に潜む闇、命令の当事者である軍隊上層部、犠牲となる兵隊、軍隊のために命令を実行するのが当然と信じる実行者の兵隊、そして容疑者とはいえ上官たちに挑まねばならない主人公の弁護士たちの奮闘を無駄なくまとめ上げ、ロブ・ライナー監督が凄まじい緊張感の中に描き出した法廷映画の超傑作ですね‼️上官の命令でコードRを実行し、無罪とはなったものの除隊させられてしまう兵隊たち‼️「命令でやったんだけれども、それは正義ではなかった」と涙ながらに自戒する兵隊たちの姿にこの作品の真のテーマがあって、深く考えさせられます‼️トム・クルーズが上官の不正を暴く、血気盛んな軍隊所属の弁護士を演じていて、当時20代後半の彼にとってまさに適役ともいえる好演‼️相棒に扮するデミ・ムーアも、映画で描かれた女性の軍隊服姿のナンバーワンですね‼️あまりにも美しい‼️私にとっては「ゴースト ニューヨークの幻」の彼女よりもはるかに魅力的だと思います‼️ただやはり短い出演シーンの中で、場をかっさらうのはジャック・ニコルソンですね‼️トム・クルーズに人にものを頼むときの講義をしたり、デミ・ムーアへの台詞 "男にとって一番嬉しいのは女上司に◯◯◯してもらうことだ"、そしてクライマックスの法廷での台詞 "お前に真実はわからん" ‼️その迫力の演技というか顔芸‼️子供に見せたら泣き出しますよ、絶対‼️「シャイニング」の顔芸も凄かったのですが、この人の存在感が映画の格を一つも二つも上げていると思います‼️

活動写真愛好家