「思春期の恋 PUBERTY LOVE」アタック・オブ・ザ・キラートマト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
思春期の恋 PUBERTY LOVE
ホラーとして作りたかったのかコメディとして作りたかったのか意図は不明だけど、カルト映画としてなら充分楽しめる。また、編集が雑に思えたりするけど、低予算ならではのアイデアはたっぷり。序盤のヘリコプター墜落シーンなんてのを見せつけられると、もしかしたら低予算じゃないのかも・・・と思わせるところも絶妙だった。(ヘリは本当に事故ったらしい)
ベトナム戦争も終わり、社会派作品としては反戦よりも反原発へと向かっていた時期なのだろうか。原発よりもトマトのほうが安全だという皮肉も込められていたが、日本人に対する皮肉だけは頂けなかったかなぁ。未だに「パールハーバーを忘れるな」と言われてるような気がした。じゃ、原爆に対してはどうなんだよ・・・と、シニカルな部分が中途半端だと思う。
どうでもいいことだけど、tomatoの発音はトマトとトメイトーと2種類どちらも使われていた。
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