「性的欲求の解消法!?」悪魔のはらわた 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
性的欲求の解消法!?
男爵の姉がいつ登場するのかと思いきや奥さんがそうだったのねって別にサプライズ演出でもなければ自分の頭が作品について行けてないだけか、と小難しい話な訳ではなく物語は至って単純。
首チョンパのシーンが滑稽でありながらも衝撃的で笑えてしまうが全体的に映像のLookは優雅で美的センスが映えるようにアンディ・ウォーホルが監修を担った説得力は存分に。
女人造人間が若い女性で最初から裸体を晒し続ける反面、若い男と絡む娼婦や奥さんの熟女っぷりがキツく感じたり、フランケンシュタイン男爵を演じていたのがウド・キアだと最後まで気付かずに驚いた。
父親の意志は子供たちに受け継がれている、救われないラストが衝撃的ながらも潔く。
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