「自分にとって初めてのオムニバス映画」愛のめぐりあい はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
自分にとって初めてのオムニバス映画
1995年ヴェネチア映画祭批評家協会大賞受賞作品。
1話(31分)...マルコヴィッチ案内人的に登場。一目惚れした女とホテルで再会~即キス(苦笑) 翌朝、男が会いたくて部屋に行くも間に合わず2年が過ぎ再会。女は一晩中待ってたそう。階段途中にドアがあったのが印象的。美しい体を堪能しただけで帰ったのは相手が居たことを気付いたからか...微妙な場面で終了
2話(18分)...マルコヴィッチが散歩で繋ぐのかと思ったら、港の上に住む魅惑的なドアから美女登場し尾行。店に入り買うわけでもなく「何この人?」彼氏らしき人と居た時にも近くにいて気になるから「私は無実だけど父を殺した女だ」と告げる。誰かに似てる気がして話しかけてしまったのか、その後は肉体関係になり外で黄昏て終了
3話(27分)...喫茶店にて若い女が男に記事の内容を聞いてほしく話しかけ仲良くなる。3年過ぎても関わってるので妻は困り、荒れた態度をとるのに男は変わらず。。。場面は代わりジャン・レノ登場!帰宅したら既に妻は出ていってしまい電話で激怒。しばし呆然としてたら、3年我慢してる女が、この家を物件として見に来た。裏切られた同士慰めあう。若い女は自殺しようとする。場面変わってM.マストロヤンニ絵を描きながら登場!と思ったら、そのまま終了。
4話(27分)...絵から引き継ぎ、J.マルコヴイッチ再登場!人生話しをしながら歩く男女へ移行(いい景色ですよ! )。教会に付いて行き男はしばし見学モード。気付いたら居眠りしちゃって誰も居ない。慌てて女を探して再び人生話し。修道院になる女性だったからか諦めて終了。これのみ肉体関係の場面はなし。
申し訳ありません。こうしてざっと文章にしても抒情詩的な流れなので、何なのかよくわかりませんね。。。
一話ずつメニューから選べるので助かりますが、そのまま続けて観れる流れにマルコヴィッチがしてくれてます。
ヌードは別としても、出てくる女性はみんな少しエロい格好だった気がする。
こういう映画を観たのは初めてで、それぞれ何の意味があるのか自分で振り返る意味でもネタバレしました。
第3話以外は霧がかった美しい風景・建物を堪能し、スローな音楽を入れながら映画に引き込まれるものがありました。