恋するトマト

劇場公開日:2006年5月13日

解説

農家の嫁不足という社会問題を背景に、日本人の中年男性と美しいフィリピン人女性の恋を描くラブストーリー。監督は「世界最強のカラテ キョクシン」の南部英夫。出演は「蝉しぐれ」の大地康雄、フィリピンのトップ女優のアリス・ディクソン。

2005年製作/126分/日本
原題または英題:Love Tomato/Kumain ka na ba?
配給:ゼアリズエンタープライズ
劇場公開日:2006年5月13日

あらすじ

農家の長男の野田正男(大地康雄)は、お見合いを繰り返しては断られ、苦渋をなめてきた。田舎暮らしに憧れる景子との縁談も破談に終わり、見かねた農業仲間の勇作の紹介で、フィリピンパブで働くリバティを紹介され、結婚を前提に交際を始める。そして、リバティに引っ張られるように二人は結婚することに。フィリピンに渡って結婚式を挙げる予定だったが、正男を待っていたのは結婚詐欺という現実だった。農協に借金をして持参した結納金をだまし取られ、リバティは消えた。生きる気力をなくした正男は浮浪者のようにマニラの街をさまよう。そんな正男を助けたのは、日本人の中田だった。フィリピン女性を日本に送り込むブローカーである中田のもとで働き始めた正男は、次第にやくざへと変貌してゆく。そんなある日、正男は仕事で通りかかったラグーナの村の風景に驚く。大きな湖の周囲に広がる農村地帯。それは、霞ヶ浦周辺に広がる美しい故郷の風景に酷似していた。そして黄金色の稲穂が風になびく田園、稲刈りに励む人々。その中心にいたのは何度かレストランで見かけたことのある美しい女性、クリスティナ(アリス・ディクソン)だった。彼女の父親が病気で働けないことを知った正男は、収穫を手伝い始める。土に触れることで、正男は農家に育った男の血が騒ぎ始める。そして、クリスティナへの想いが芽生えてゆく。正男はクリスティナの家計の助けになればと、フィリピンでは困難とされた日本の大玉トマトの栽培に挑戦するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

未評価 これが日本の映画のDNA

2024年7月22日
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マサシ

3.5 故郷…家族…

2022年11月9日
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KEI

3.0 男性視点と女性視点は違うかもと思いました。

2022年11月3日
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ししまる

5.0 トマト

2022年10月17日
iPhoneアプリから投稿

ベタなストーリーだったけど感動しました。
人間何か強みがあると生きていけるね。
楽しめました。

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alextm

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