「和製潜水艦映画の白眉」潜水艦イ-57降伏せず しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
和製潜水艦映画の白眉
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Amazon Prime Video(東宝名画座)で鑑賞。
原作は未読(現在は廃版か?)。
松林宗恵監督×円谷英二特技監督、本作が初となる顔合わせで描き出す戦争ヒューマン・ドラマ。和製潜水艦映画の白眉と言って差し支えない素晴らしい作品でした。
艦長以下、艦長に絶対の信頼を置くクルーたちの繰り広げる人間模様と、特撮で描かれる緊迫の戦闘シーンが見事に融合して、戦争と人間の濃密なドラマが胸に迫りました。
タイトルが回収されるクライマックスの悲壮は筆舌に尽くし難いものがあり、任務が無意味となる展開しかり、戦いに赴いた意味もしかり、戦争の悲惨さが伝わって来ました。
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