劇場公開日 2005年4月23日

「【九龍城砦を想起させる不可思議なる東洋感が横溢する世界観や、狐の面を被った子供達や5匹の鬼の造形も良い。惜しむらくは余りに尺が短いので、登場人物のキャラまで踏み込めなかった所かな。】」カクレンボ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【九龍城砦を想起させる不可思議なる東洋感が横溢する世界観や、狐の面を被った子供達や5匹の鬼の造形も良い。惜しむらくは余りに尺が短いので、登場人物のキャラまで踏み込めなかった所かな。】

2023年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■薄暗く入り組んだ街の中、“鬼”と呼ばれる者が住まう場所。
 行方不明になった妹を探すためにヒコラと兄貴分ヤイマオは、鬼との遊戯に参加する。
 鬼の正体を暴こうとする三人の少年や不気味な双子、そして一人の少女を加え、危険なカクレンボが始まる…。

◆感想

・レビュータイトルに記したように、不可思議なる独特な世界観や、作り込まれた鬼の造形が良い。

・”狐の面をつけた子供が一人ずつ姿を消していくホラータッチのCG作品”と資料にはあるのだが、雰囲気は十分に良い。

<鬼に捕まえられた子供達の”使われ方”なども、怖いが面白いアニメーション作品である。もう少し、尺があれば物語に深みが出たのになあ・・。>

NOBU