「抜群の世界観と物足りないストーリー」カクレンボ hasegawaさんの映画レビュー(感想・評価)
抜群の世界観と物足りないストーリー
24分というとても短い作品だったが、個人的に好きな部分が結構多かった。
映画が始まった瞬間から不穏な雰囲気が漂っていて、これ結構好きなやつだなと思った。不気味な世界観は抜群に良かった。乱雑なネオン街、呪術的な鬼などが、不気味なデザインだけど、世界観とマッチしていてとても良い。音楽も印象的で素敵だった。
キャラクターがCGで描かれていて、手描きだったらもうちょい点数が上がってたのになぁと思った。狐のお面をつけていたので表情は見えなかったが、今作はそれがまた良かった。もう何というか、作画がすごくて短い時間ながら十分なインパクトを与える作品だった。
結構褒めているが、ストーリーについてはかなり物足りない。終わり方も意味深な終わり方だった。まあストーリーを楽しむより、雰囲気や映像美を楽しむ作品だと思う。
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