緑玉紳士

劇場公開日:2005年4月30日

解説

新進気鋭のクリエイター・栗田やすおが4年半の年月をかけ、たった一人で制作したパペット・アニメーション。老舗メガネ屋の跡取り息子でありながら家を飛び出した“グリーンピース”が、不思議な世界で大冒険を繰り広げる。19世紀のニューヨークを想起させる精巧なセットや、決死のトイレットペーパー対決など、緻密な映像美がみもの。

2004年製作/48分/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2005年4月30日

あらすじ

老舗メガネ屋<眼鏡紳士>の跡取息子グリーンピース(声の出演:ワタナベイビー)は、店には置けないような変テコなメガネを売りたいがため、トランク一つで家出をする。行く先々でメガネの露店商をしながら、グリーンピースは放浪の旅を続ける。たまに次元を間違えて、人間界のピラフに紛れ込んで子供を泣かしたりすることもあったが、商売するなら大都会と思い、大きな赤い吊橋を渡って摩天楼輝く<テーブルスクウェア>に向かう。そこでグリーンピースはうっかり商売道具の変テコメガネがいっぱいつまったトランクを置き忘れ、封印が解けてドクロコインから抜け出したメガネ大好きの悪魔・ジョーカー(我修院達也)にトランクを奪われてしまう。命より大事なトランクを取り戻すため、赤いスロットマシーンに飛び込んだグリーンピースは、悪魔の世界<ブラックフット>にはからずもワープしてしまう。異界で彼を待ち受けていたのは、とんでもなく奇妙で間抜けな<悪魔族>の一味だった。果たしてグリーンピースは大事なトランクを取り戻せるのか。また、無事にこちらの世界に戻れるのか!

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スタッフ・キャスト

監督
栗田やすお
脚本
栗田やすお
製作総指揮
飯泉宏之
プロデューサー
滝田和人
キャラクター・デザイン
栗田やすお
音楽
中塚武
音楽プロデューサー
緑川徹
録音
坂門剛
編集
栗田やすお
その他
日高喜代美
坂本典之
石井教雄
西田裕
関口修男
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映画レビュー

5.0 黙殺されるべき作品ではありえないので

まぁ当時のブームもあったけれど。
この監督がやったことは以降「KUBO」とかウェス・アンダーソンのアレコレでも超えられないと言うか見本、
未だに誰も超られない偉業だと思う。
監督!新作を是非、今はサラリーマンしてますなんて寂しい話しは無しで。

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