青空のゆくえのレビュー・感想・評価
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もてる男
転校を発表したときから女の子たちと個別に話をしていく展開・・・もてる男は違うな。男の友情はないんかい!と、ただうらやましくなるばかり・・・ 結局は、誰が好きなんだ?と思い悩む女子生徒の淡い恋心を描いただけのに、登場する女子が5人とかなり複雑。しかも森田彩華と多部未華子と悠城早矢の性格が似通っているため、途中で人物関係がどうでもよくなってしまう・・・ まぁ、5人の女の子が好きで、しかも関係どころか告白すらない、まったく空中分解的なプロットでは将来の高橋も思い出にふけることはないだろう。こういう八方美人な奴は、タイムカプセルを開けて自分の文を読んだだけで記憶が混乱するはずだ。 良かったところは、「好きな人は高橋」とつぶやいて同じ姓の委員長に女同士の恋心を打ち明けるところだろうか。この微妙な心理の脚本・演出は巧かった。 東京にも青い空があるんだと、ピュアな気持ちになれる点では成功しているけど、はっきり言って面白くない・・・
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