「2度見ても撃沈!」ヴィタール 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
2度見ても撃沈!
塚本晋也監督2004年の作品。
交通事故で記憶を全て失った解剖医学生が、実習で解剖にのめり込む内に、現実と記憶の狭間を彷徨さ迷う…。
2004年のヴェネチア国際映画祭で絶賛されたらしいが、嘘付いても仕方ないので、はっきり言ってしまおう。
自分は全くダメダメだった!
一応塚本作品らしい鮮烈で不思議な世界観は展開しているのだが、最後まで意味が分からず。
何を見ているのか、何を見せられているのか。
昔一度見た時もそうだった。今回再挑戦しても撃沈。
ある意味、この作風を表しているのかもしれないが…。
主演・浅野忠信の独特の佇まい、狂気を滲ませる存在感はいつもながら見事。
魅せられたのは唯一そこだけ。(★採点も)
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