「.」予言(2004) 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅(CS放送)にて鑑賞。『感染('04)』と同時公開された“Jホラーシアター”第一弾で、つのだじろうの『恐怖新聞』を原作に鶴田法男監督・共同脚本作。終始、額の血管が気になった“里見英樹”の三上博史、物凄く気張っており、ただただ感心。“綾香”の酒井法子、キリッとした“立原”時はソレなりだが、“里見”時は違和感有り──この人には家庭的な役が似合わない。モタつく展開に起伏の少ないストーリーは少々退屈で、畳み掛ける様なクライマックス迄もたなかった。ただ本作のバッドエンドには或る種の救いを感じた。45/100点。
・導入部『リング』シリーズ('98~)の“山村貞子”のモデルと云われる御船千鶴子が紹介される。またチョイ役乍ら、大好きな高橋洋の顔も拝めた。
・鑑賞日:2012年1月3日(火)
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